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【エレカシ】本日、4月25日は「大地のシンフォニー記念日」です。

 

孤独な心に届いたその手紙
「つつがなくやってるぜ、相変わらずだけど」

       「大地のシンフォニー」/エレファントカシマシ

 

4月25日は、エレカシの「大地のシンフォニー」がリリースされた日。
2012年のこの日に、私がエレカシファンになって初めてのシングル「大地のシンフォニー」が発売された。

大地のシンフォニー/約束(初回限定盤)

 

2011年の12月に突如としてエレカシにハマった私。
その前からエレカシは好きだったしCDも聴いていたけど、そんなにハマるほどではなかった。

それがなぜか2011年の12月某日、とつぜん彼らが私の脳内で鮮烈なデビューを飾ったのだった。

まったく訳がわからない。
初めて出会ったミュージシャンでもないのに、なんで今頃?と我ながら不思議だった。

と言っても、昔から好きなタイプではあった。
「今宵の月のように」でエレカシがよくテレビに出ていた頃から「なんかいいなこの人」と宮本氏に好感は持っていた。

でもそれは、「トータス松本とか斉藤和義とかエレカシ宮本みたいなああいう男らしい人が好き」と友達に軽いノリで話す程度の「好き」だったのだ。

それが、2011年の12月に彼らにハマるやいなや、ものすごい勢いですべてのアルバムを買い集め、シングルも買えるものは片っ端から買い、その時点で一番新しかったシングル「ワインディングロード」の初回盤なんてアマゾンで定価より高く買ったくらい。
この初回盤の付属DVDでさらに引き返せない境地にまで引きずり込まれてしまいました。

そんな状態の私が、どんだけの思いでこのNewシングル「大地のシンフォニー」を待っていたか。
彼らの過去を遡っていた私が、どれだけリアルタイムの彼らの新曲を渇望していたことか。

実は、曲名を最初に目にしたとき、「シンフォニー」などというあまりに似つかわしくないワードに思わず目を疑ったけれど、公開されたジャケットの写真が突拍子もなくカッコ良かったので曲名の違和感は気にしないことにした^^;

発売前後、いろんなメディアに登場するエレカシを追い掛け回し、当時はツイッターのエレカシアカウントを持っていたので(今は無い)そこでフォロワーさんたちと毎日明けても暮れてもエレカシのこと語り合った。

このころ、宮本氏は今よりさらに痩せていて、それなのにやたら「チョコクロワッサンが好き」とか言ってて、この人ろくな食事もしないでチョコクロワッサンばかり食べているんじゃ・・!?と不安になったものだ^^;

ミヤジの食べているのはどこのチョコクロワッサンかとツイッターで話題になり、ミヤジの「パンの中に板チョコが入ってて~」と言う話を頼りに色んな人が「ファミマだ」とか「いやローソンだ」とか盛り上がってて楽しかった(笑)

なので、「大地のシンフォニー」というと、私の中では「ツイッター」と「夜更かし」と「チョコクロワッサン」なのである。けっこう食べたな・・・

 

ミヤジのこと、恋するように本気で好きになっていた頃だ。
ネットで遭遇話などを見かけるとバカみたいに嫉妬していた。
今はあのころとは少し違う。
今は、宮本氏は私にとって心の中のヒーローだ。
手の届かない向こう側の人。
恋の対象にもならない。

よく思うのが、ナポレオン(とか、いわゆる英雄と呼ばれる人)が戦が始まる直前、兵士たちを奮い立たせるために演説をしているあの姿に似ているなぁと・・。

実際、ライブでの宮本氏は私にとってナポレオンみたい。
ヒーローでありながら一緒に戦う同志でもあり、この人のことは信じられる、この人について行こう、と思える存在なんである。
心酔し過ぎでやばいですかね?
でもそれほどでもないんですけど。どっちだ

ちなみに私は歴史上の人物でナポレオンが一番好きで、パリに行ったときはルーブル美術館を蹴ってナポレオンのお墓参りに行ったくらい。(両方行ければ良かったけど時間がなかった)

というわけで、「大地のシンフォニー」にはことさら思い入れの強い私です。
先月リリースされた30周年記念アルバムにこの「大地のシンフォニー」が入っていたのには少々驚いたけど、でもたった30曲の中にこの曲が選ばれたことがすごくうれしかった。

 

 ところで、以前のブログをさかのぼって読んでみると、ちょうどこのころ私は「エレカシゆかりの地めぐり」で赤羽を訪れている。
正確には4月28日の土曜日。

その日はこの季節としてはものすごく暑い日で、私は汗だくになりながら赤羽の街を西へ東へ歩き回った。

赤羽駅に着くと、まずLaLaガーデンという商店街を通り、純喫茶「デア」でスパゲティとコーヒーを注文して、ミヤジのサインを見付けて写真を撮り、ミヤジの面影を探しながら食事をした。

 

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食事が終わるとミヤジの住んでいた「赤羽台団地」へ。

ミヤジが一人暮らしをしていた10号棟を探して写真を撮る。

 

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それから「桜の花、舞い上がる道を」のPVロケ地を探し回る。
ちょっと難航したけど無事見つけ、ちょうど桜の時期だったのでこんな写真が撮れた。

 

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そうだ、ミヤジの通っていた小学校にも行った。
もう廃校になっていたけど。

その後、エレカシがよくバンドの練習をしていたという「ヤマハ」へ。
そこでまたミヤジのサインを見つけたんだったな。

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ちょうどこの日はミヤジが渋谷スペイン坂の公開ラジオに出演するということで、ヤマハを出たあと近くの公園でそのラジオを聞いたのだった。

渋谷なんで、行こうと思えば行けたのだけど・・・、あえて行かなかった。
そのわけはまた後日。

そのあと、ちょうどエレカシのパネル展を開催していたタワレコ新宿店へ向かった。

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↑このくわえタバコのミヤジはもう見れないんだねぇ・・。禁煙エライ

写真のNewアルバムとは、「MASTERPEACE」のことです。

MASTERPIECE(初回限定盤)(DVD付)

なつかしいなぁ。
毎日毎日こればかり聴いていたなぁ。

 

「大地のシンフォニー」リリースからもう5年。
思い返してみるといろんなことがあったようで、でも過ぎてみればただの日常の繰り返しだった気もする。

日常の繰り返しとはいえ、そう平坦な道だったわけでもない。
私の小さな世界ではやっぱりそれなりに色々あったのだ。
その日その日にフォーカスすれば、喜怒哀楽さまざまな感情があり、泣いたり笑ったり怒ったり。
でも、泣くときも笑うときも怒るときも、いつもエレカシの音楽が傍らに。
いや、傍らどころかド真ん中にあった。

弱気になって逃げ腰な時は激しく叱られてる気分になるし、、
でも何とか立ち向かおうと奮起している時には、ドンと背中を押してくれるような心強さを感じる。
「よし、行くぞ!」と思える。

エレカシの音楽は時に厳しく、こちらの状況によってはとても聴いていられない時もあるんだけど、「真っ直ぐ生きて行こう」と決心したとき、これほど力をくれる音楽はない。

 

トルストイの「光あるうちに光の中を歩め」という本の中に、 

神のみもとでは、小さいものも大きいものもない。
また人生にも小さいものも大きいものもない
ただまっすぐなものと曲がったものがあるばかりだ

人生のまっすぐな道にはいりなさい。   
そうすればお前は神と共にあるだろう。

 

という文があるのだけど、神とか言っちゃうとちょっとアレなんだけど、でもエレカシの音楽は私にとってまさにこれなんだよね。

真っ直ぐな道を歩くものだけが、胸を張ってドーンと行けるのだ。
真っ直ぐ生きる人の傍にいてくれる音楽なんだよ、エレカシは。

な~んて、今夜はずいぶん語ってしまいました^^;

そろそろ寝ますか。

それでは、また!

 

 

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