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『ミレー展』 三菱一号館美術館

ずっと楽しみにしていた「ミレー展」に行って来た。
三菱一号館美術館。
大好きな美術館である^^

・・・と、その前に前回のリベンジ。

やっぱり上手く撮れませんでした・・・。
何度もチャレンジしてみたんだけど、
どうしてもこのジャケットの写真のように行かない。
何か特別なカメラで撮影したのかしら???
建物や木や道の位置関係が、どの角度から撮ってもこのように行かない。
これが一番マシだった写真である。

リベンジならず・・・。

気を取り直して、ミレー展である。

ミレーと言えば、「種をまく人」や「落ち穂拾い」が有名。

ミレーの作品はわりと好きだけど、
私の一番の目当ては、ミレーと同じバルビゾン派の画家であるコローの絵なのだ♪
狙い通り、コローの絵がたくさん展示されていて、大満足!

二人の他にもバルビゾン派の画家の絵がたくさんあったけど、
やっぱり私はコローの絵が一番良かった。
葉の描き方が好きだなー。

でもミレーもすごく良かった。
ミレーに影響を受けた画家ということで、モネの絵が一枚だけ展示されていた。
でもバルビゾン派の絵の中ではモネの絵はタッチも色彩も何だかちょっと乱雑に見えてしまい、
ミレーやコローの絵のような情緒深さが感じられなかった。
もちろんモネも好きな絵はたくさんあるけど、この日展示されていた絵はどうもイマイチで・・・。

ミレーの自画像が最初に展示されていたのだけど、意外とイケメンだった。

「ミレーは、それまで絵画の主題とはなりえなかった農民の労働の様子を見つめ、
宗教性をも称えた荘厳な農民画の世界を生み出しました。」

「ミレーは、農民の家庭生活の情景を描いた作品を生涯描き続けました。
食事のための水汲み、衣服の修繕、裏庭での家畜の世話など、
何気ない生活の情景を切り取ったかに見える作品には、
自身を近くで支えた妻子や、幼いころに故郷でともに生活した母や兄弟との記憶や思い出が反映されていると考えられています。」

豪華な衣装に身を包んだ王族とか貴族の絵も素敵なんだけど、ミレーの絵のように貧しい農民たちの淡々と働く姿はまさに生活そのもの、人間の営みって感じがして、地に足がついた安心感とともに、どことなく漂うノスタルジーにやけに惹きつけられる。
好きなんだよなぁ、こういうの。

コローの絵もたくさん見られたし、ミレーの魅力も少し知ることが出来て、大変満足な展覧会でした^^

帰りにマリーチョコレートのカフェでホットチョコレートを一杯♪

お店の外に出ると白銀のクリスマスツリーが!

良き一日であった♪

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