エレカシブログ つつがなく

エレカシが大好きな2児の母。エレカシの話題を中心に、日々のこと、趣味のこと、音楽のことなどを書いています。

「孤高で異端」エレファントカシマシの本質を紅白で見られるか


 

f:id:y-passage:20171226204338j:plain

 

素敵な記事を読んだので、感想を記しておこうと思います。


最近は、テレビで見る笑顔の宮本さんや、ちょっと独特ながらメンバーとの楽しげなやり取りに、「かわいい」とか「微笑ましい」といった感想も飛び出すエレカシ。

私の中でもすっかりそんなイメージに上書きされつつありましたけど、でももともとはまったく別の魅力でファンを惹き付けていた人たちだったことを、この記事を読んで思い出しました。

あらためて、私の感じているエレカシの魅力はこれだったじゃないか…と、ハッとした次第。


「とにかく売れたい!」と、自分たちの活動の場としてメジャーな舞台を選び、限られた一部のファンだけでなく、もっと広い層に「自分たちの音楽を届けたい、認められたい」という思いで活動を続けてきたエレカシ。

その間、常に宮本さんの視線は自分の内面へ向かうのと同じ熱量で世間の側をも向いていたように感じる。

昔のような、内面からほとばしる狂気のような魂の叫びはもはや封印してしまったのか…と思うことも正直なくはないのだけど、それだけ今度は「世間の人に自分たちのことを知ってもらいたい、受け入れられたい」という思いがより強いのだろうと感じる。
それもまた戦いであると、やはりどんな舞台でも宮本さんっていう人は戦う男なのだと思わされる。

 

ファンとしては、こんなにがんばっているエレカシをどうか世間に受け入れてもらいたい…という気持ちと、でも世間に揉まれてエレカシの本質を失ってほしくない…という気持ちの狭間で揺れ動いている感じ…。

売れ過ぎて世間で面白おかしく扱われることに抵抗を感じつつも、努力が実らず悲痛な面持ちの宮本さんを見るのも辛いし…というわけで、なかなか複雑な心境なのです。


でも、この記事を読んで、紅白というメジャーの最たる地だからこそ、エレカシが本来の姿を大衆に見せ付けながらパフォーマンスすることを望んでいるファンがおおぜいいるのかもしれない、と思った。

 

元来は腹の奥底からマグマのようにあふれ出す衝動を、圧倒的熱量で絶唱するタイプのシンガーだ。しかも、そういう時の宮本が見せる表情は本当に鬼気迫るもので、見る者の心臓をえぐるような破壊力を持つ。

 ※引用元:デビュー30周年を迎える大物ロックバンド・エレファントカシマシは、国民的音楽番組の予定調和を崩すか!? | インターネットTVガイド


そうなんだよなぁ。比類なき圧倒的個性の塊であるこのエレカシ宮本という存在がとにかく特別というか異質というか、まちがいなく唯一無二。
こんな人、見たことない。

宮本は、ステージにすっと立っただけで有無を言わせぬカリスマ性を感じさせてくれる存在

 ※引用元:デビュー30周年を迎える大物ロックバンド・エレファントカシマシは、国民的音楽番組の予定調和を崩すか!? | インターネットTVガイド


そこにいるだけで説得力がある。
それが宮本さんだ。

あの空気感は本当に独特で、真似したくてもそうそうできるものではない。

エレカシが日本のロック界でもひときわ異彩を放っているのは、この宮本さんという存在、そして宮本さんとメンバーとの関係性だと思う。 

今さらながら、なんて不思議なバンドなんだろう。
いびつなように見えて、絶妙の黄金律で成り立っているバンドだ。

そして特筆すべきはやっぱり宮本さんの人を魅了する力である。
歌唱スタイルやライブパフォーマンスは言わずもがな、さらにあのビジュアルがまた信じがたいくらいに魅力的。
同じ人間とは思えないくらい。

  

ここはあえて鬼気迫る顔つきで髪をかき乱しながら絶唱する宮本を、国民的音楽番組の紅白だからこそ見てみたい。結成から数えると30年以上にわたって研ぎ澄まし続けてきたエレカシの歌とサウンド、そして魂を、今こそ全国に向けてたたきつけてほしい。予定調和を壊して、ステージ狭しと暴れ回る宮本の姿を見たい。

 ※引用元:デビュー30周年を迎える大物ロックバンド・エレファントカシマシは、国民的音楽番組の予定調和を崩すか!? | インターネットTVガイド


紅白でそんなエレカシが見れたらなんて素晴らしいだろうと思った。ワクワクした。

でも残念ながらすべてがガチガチに固められた紅白でそんなことはとても無理だと思う…。(曲も今宵だし)

けど、記事を読んでそんな光景を想像するだけでとても興奮した。

歌というのは魂がこめられて初めて相手に伝わるものだと思う。
ただ楽譜通りに歌詞をなぞっただけの歌に、心揺さぶられることはない。

歌は、魂と魂の共鳴なんだ。
届ける側も受け取る側も、歌を通して互いに心の琴線をふるわせている。

f:id:y-passage:20171226205547j:plain

 

宮本さんが以前ライブで言っていた、とても印象的な言葉がある。

2015年の新春ライブにて。

ライブも終盤に差し掛かったころ、宮本さんが客席を指差して力強い声で叫んだのだ。

「届いただろう、歌が!!」


この言葉が本当にカッコよくて、心底痺れた。
ゾワ~っと鳥肌が立って。
感情があふれ出した。

宮本さんの歌は聴く者の胸にまっすぐにぶつかってくるんだ。
射られた矢のように一直線に胸を直撃してくる。
もうこっちは逃げ場がなくなるくらい。

 

「立ち向かってるか?」
「ドーンと生きてるか?」

 

エレカシの歌はいつでも私にそう問いかける。

だから、逃げ腰の人生を送っていたらエレカシの曲をまともに聴くことなんてできない。

ただ聴くだけでも覚悟がいるんだ、エレカシは。

エレカシを聴いていると、歌の持つ力というものを思い知る。
歌ってすごい。音楽って本当にすごい。

私が大好きなエレファントカシマシが、今年の紅白に出る。

それだけでもう感無量なのだけど、ぜひエレカシらしいステージを見せ付けてほしいと思う。
紅白という枠の中で出来るかぎりの表現を見せてほしい。

宮本さんの魂の歌が、エレカシならではのバンドサウンドの魅力が、多くの人に届くことを願ってます。 

 

www.tvguide.or.jp