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【絵画】カミーユ・コローが好きである

風景画が好きだ。
モネ、シスレー、ピサロが特に好きなんだけど、
最近コローの幻想的な、なんとも言えない雰囲気のある風景画にハマっている。

「19世紀のフランス美術界の中で最も優れた風景画家のひとり。
銀灰色を帯びた鈍色に輝く抑制的な色彩・色調を用いて独自の風景様式を確立。
繊細な写実性の中に抒情詩的な情緒性を感じさせる風景表現は、当時、絶大な人気を博したほか、
ピエール=オーギュスト・ルノワールやカミーユ・ピサロ、ベルト・モリゾなど、
印象派の画家たちに多大な影響を与えた」

「銀灰色」っていうんだ。
すごく素敵なんだよなぁ。
じっと見てると、絵のなかに吸い込まれていくよう。

いま、オルセー美術館展に行きたくて仕方ないんだけど、
なかなか時間が取れず、もんもんとしている。
学校の広報委員の活動が本格的にはじまり、
仕事の休みに活動の予定を入れると、一日空く日がすごく少ない。
仕事と広報以外にもあれこれあるし、
秋は忙しいよ、やれやれだ。

こうしてポッカリ時間が空いた時に、
ふとコローの絵なんかを見て癒されるわけで、
やっぱりリビングに一枚、コローの複製画が欲しいなぁとか思っちゃう。
モネでもいいんだけど。
ピサロでもすごく気に入ってる絵がある。

あーあ、うちが美術館のように広かったら、
あっちの壁にもこっちの壁にも好きな絵をたくさん飾れるのに。
壁が欲しい壁が。

この間ポーラ美術館に行って思ったんだけど、
いい絵というのは、いい額に入ってより生きてくるね。
どの絵もとにかく額が豪華で凄かった。
アンティークっぽく年代を感じさせる重みがあって。
ドーンとしてた。
途中から絵より額の方ばっかりに目が行っちゃって。

綺麗なものを見ると心が満たされるね。
なんだろう、これって本能なのかな。
自然の景色を見るのとは、また違った感動。
人の美に対する長年の文化が詰まっているからかな。
美の探求の歴史とでもいうか。
それがギュッと凝縮されたものを、
目の前でドーンと見せられる、その迫力たるや。

でも、こないだ絵と一緒に展示されてたガラス工芸には、
まったくと言っていいほど興味を引かれなかったんだよね。
一応ぜんぶ目を通したし、それはそれは手が込んでて素晴らしい作品もたくさんあったけど、
それらを見て感動することは無かったなぁ。
やっぱり相性ってあるね。
私は絵が好き。
絵の描ける人は本当に尊敬する。

昔はトーマス・マックナイトとか飾ってたなぁ。
流行ってたんだよね。
今見るとまるで興味をそそられない(*_*)
当時だってそんなに大好きってわけじゃなかったけど。
なんで買ったんだろう?
横幅1メートルくらいある大きな額の絵だった。
今はもう無いけど、いつから無いのか、どうやって処分したのか、
ぜんぜん思い出せない…。

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