つつがなく

エレカシブログ つつがなく

エレカシが大好きな2児の母。エレカシの話題を中心に、日々のこと、趣味のこと、音楽のことなどを書いています。

これまでの生き方とこれからのこと


 

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なんだかんだ言って、私は安全な場所にいるなぁと思う。

オットが私と子どもの生活をまるごと支えてくれていて、私はこれから先のことをそれほど心配せずに毎日を過ごしている。

今自分がやっている仕事も、何やら大げさに「自分の腕で稼ぐ」なんて言って悦に入ってるけれども、それだって実はオットの底支えがあるからやれていることなのだ。

自分の腕で稼ぐなんて、えらそうにどの口が言うんだってハナシなんだよね…。

私が独身だったら、あるいはシングルマザーだったら、果たしてこの仕事で自分や自分の子どもたちを食べさせていくだけの稼ぎを生み出せるだろうか?

たぶん、無理だと思う。

そもそも、安定した収入が必要な生活だったら、こんな綱渡りの職業はとても怖くて選べない。


私はもともとがとても慎重で臆病な性格だ。「挑戦」とか「体当たり」とか「やっていみなければわからない」とかいったこととは無縁の人生を歩んできた。
いつも自分の行く先にしっかり塗装された道ができ上がるのを待ってから、歩を進めてきた。
失敗を避けるのが第一優先で、冒険しなくちゃ手に入らないものなんて最初から求めなかった。
 

今はこの仕事をやるようになって、本当の意味で自分の腕(技術や才能)で生きている人を知る機会が増えた。

そのようなキラキラした世界に片足だけ突っ込んで、なんか私も仲間入りできるのかな?なんて気になっていたけども、知れば知るほど彼らと自分の違いが浮き彫りになって愕然としてしまった。

もう何もかもが圧倒的に異なるのである。
仕事の質も仕事に対する意識も、そして自分の人生に対する覚悟も。 


オットの用意してくれた安全な場所で何の危機感も抱かずにのうのうと生きている私が、身ひとつで厳しい世界を渡り歩いている彼らと同じ仕事ができるだなんて、とんでもない話だ。

ぜんぜん覚悟が足らない。
意気込みが足らない。
ちっとも切羽詰まってない。


良い仕事がしたいと、私ももちろん思っている。良い記事を書いて重宝がられるライターになりたいと、私なりに真剣に思っている。努力もしているつもりだ。

でも、彼らの本気と比べたら、私の努力や思いなんてたぶん足元にも及ばないんじゃないか。
後がないような状況で必死で自分の居場所を作り上げてきた彼らとは、まるで土俵がちがう。
そんなふうに思って、とことん自信をなくしてしまう…。


いつも安全第一に生きてきた自分自身のこの歴史が、今じゃコンプレックスになっている。もっと冒険や挑戦をたくさん経験しておくべきだったかもしれない。
たとえそれで大通りから外れてしまっても、人生のレールなんてほかにもいくつもあるのだ。

今ならそれがわかる。
道から反れてしまうことなんて、長い人生の中では実は思うほど大したことではない。
それに、脇道でしか出会えない花や景色もあるのだ。

大通りで誰もが目にするあり触れた景色しか見てきていない者に、果たして人の興味を引くような記事が書けるんだろうか?

 

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私の中では、「働く」というと名の知れた企業でサラリーマンとして働くイメージしかなかった。
私の父もオットもそうだったから、それ以外の道があまりクリアにイメージできないのだ。

でも、この世界に入ってみたら実にいろんな生き方をしている人がいてびっくりした。
見たことのない景色が広がっていてカルチャーショックを受けた。

大きな挫折がきっかけとなって成功を掴んだ人もいる。
険しい道ばかり歩いているうちに、強靭な足腰を身に付けてたくましく生きている人も。
本当にすごい経験をしている人がおおぜいいるもので、驚いてしまう。


私には圧倒的に経験が足りないし、逆境に立ち向かう勇気とスキルが不足している。

転んだことのない人間は起き上がり方を学べないのと同じで、塗装された安全な道しか歩いてこなかった者の足は弱い。

そういう道を自ら選び続けてきた結果が、この弱い私だ。
何ともおもしろみのない人間になってしまったなぁと思う。

かといって、何か打開策があるわけでもなく、もう私はこのまま行くしかないんだろうなという諦めに似たような思いもある。

実を言うと、私はコラムやエッセイを書けるようなライターになりたいという夢があった。
でもこの世界の現実を知って、こんな世間知らずで経験不足な私が人様にとって有益なコラムやエッセイを書けるわけがない…と思い知った。

じゃあこれから私はいったいどうすればいいんだろう?

…と、壁にぶち当たってしまったのである。

 

そうは言っても、私は書くことが好きだし自分の書いた文章でお金を生み出せるのが本当に幸せなので、今後もできるだけ長くこの仕事をやりたいと思う。

経験を積んでいくうちに自然な形でなにかが掴めるかもしれないし、今の私では見えないものがそのうち見えてくるかもしれない。落ち込みやすいけど根は前向きなので、 どこかに希望を見出してこれからもやっていくのだと思う。

でもこれからはもっと勇気を持っていろんな経験をしていく必要があるとひしひしと感じている。オリジナリティを出すには、唯一無二のこの自分自身をもっと深めていかなければならない。

経験はそのまま自分の血肉になる。経験と感情が合わさって自分のオリジナルができあがる。説得力が生まれる。


最初はただ収入が得られればそれで良かったのに、だんだん欲が出て来た。最近よく聞く承認欲求というやつなのかな。

とにかくがんばってみる。
この年になってもまだまだ勉強と努力の日々が続くのだなぁ。

特別な経験も才能もない平凡な主婦である私がいったい何を武器に戦うのかと言えば、もう勉強と努力しかないものね。

無理やりにでもやるしかない。今はそんな境地。