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エレカシブログ つつがなく

エレカシが大好きな2児の母。エレカシの話題を中心に、日々のこと、趣味のこと、音楽のことなどを書いています。

エレカシ宮本浩次「ノンフィクションW」を観た感想ー2018.1.21放送【WOWOW】


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WOWOWの「ノンフィクションW」を、いま見終わったところです。

この番組、思っていた以上にヘビーで、観ているあいだずっと胸が苦しかったです…。

こんなに重い内容だとは思ってませんでした。

 

予告映像を見て想像していたイメージとは違いましたねぇ…。
なんだか終始圧倒されてしまった。

もう生半可じゃなかったです。

宮本さんがあまりにもハングリーで、満たされない歯がゆさが伝わって来て…
見ていて辛くなった。

なんであそこまで‥‥‥と、凡人の私は思うんですが、宮本さんの目は私が想像するよりもっとずっと遥か遠くを見ていて、そうだった、この人は最初から私の手など届かないくらい異次元の天才なんだった、と思い知った。

最近は、紅白出場のニュースで宮本氏やメンバーの晴れやかな笑顔ばかり見ていたし、ネットでは4人がガシっとまとまってにこやかに写真におさまる様子や、紅白出場を手放しで喜ぶ宮本氏の姿を見慣れていたので、今日のあの重さがよりズシッと圧し掛かってきました。


放送自体はとても良質。
ツアーや夏フェスへの同行取材で、普段は見られない舞台裏の様子や宮本氏の本音も垣間見れて、とても貴重な番組でした。

とくに、去年のオハラブレイクの映像が流れたのはとてもうれしかったです。
うわさの「はじめての僕デス」をまさか観られるとは。

また、今ツアーのライブ映像を流してくれたのもうれしかった。
ライブで歌う「今を歌え」はとても素敵だったし、「RESTART」のリハ風景が見られたのも興奮しました。


ただ、メンバーと楽屋を別にしているのには少なからずショックを受けました。

「気を遣っちゃうから」と宮本さん。

ステージに立つまでのあいだは、まったくメンバー間の会話がなく、その様子にも少し呆然…。

確かに以前からエレカシは和気あいあいといった雰囲気ではありませんでしたが、こんなでしたっけ…。


ここのところ、ニュースやテレビ出演などでわりと柔和な顔つきの宮本さんを見ていたせいで、なんとなく自分の中でエレカシ4人の和やかなムードを勝手にこしらえていたんだと思う。

なんだかお茶目な雰囲気すら漂う宮本さんに、すっかり丸くなったような錯覚を起こしていたんだと思う。
わかったようなつもりになってた自分が恥ずかしい。

今日の放送で、宮本さんの根っこは昔から変わっていないことがわかった。
宮本さんは依然としてハングリー精神に満ちて、勝ちに行く衝動を抑えられないような危うさもあって。

「世界屈指」

と、自分のことを何度も言っていた。

「それは間違いない」と。

 でも、難しい、と。

自分は世界屈指なのは間違いないけど、それを人に分かってもらうのはなかなか難しい

ホール満員にするのにもこんなに掛かっちゃたし

51で気づけたら良かったんだけど

才能がもったいない

…そんなようなことを目を瞑り眉間にシワを寄せながら言っていた。


この言葉は重かったですね…。

CDがたくさん売れて人気が出てチケットも売り切れて、喜んでいるのかと思いきや、、いや、喜んでいるのは間違いないけど、でも決してそこに留まっているような人ではなかった。

ツアー最終日、終演後の楽屋で乾杯するメンバーとスタッフに、

「まだまだやることたくさんありますから」

これが番組最後の宮本氏の言葉。


リハーサルでメンバーに怒号を飛ばす宮本さんの姿は、正直もう見慣れているのでそんなに驚かなかったけど、とにかく宮本さんが現状に満足せずまだまだ上を求め続けている様子が、何だかとても苦しそうに見えてしかたなかったです。


でも、紅白出場は本当に心から喜んでいて、そこだけが唯一救われました。

生まれて初めてだと言ってました。

こんな表彰状みたいなもの、って。

紅白出場はやっぱり宮本氏にとって表彰されたようなものだったんだね。

この言葉はファンとして本当にうれしかったです。

 

個人的にびっくりしたのは、袋を逆さまにしたらヒモみたいなものが無造作にたくさん出て来て、よく見たらそれらはネクタイだったという…、扱いが雑だなぁと^^;

あんなにネクタイに夢中になってて、さぞかし大切にしているのかと思いきやこれです(笑)

あと、群馬公演で紅白出場を祝福する会場の様子や、どこだったか(滋賀だったかな?)会場から見えた虹は、宮本さんもあんな風に見ていたんだなぁとか、ファンにうれしい見どころも満載。

とは言え、やっぱり「おもしろかった」なんて軽々しく言えるような内容ではなかったです。

ひたすら真剣。

思いの強さが痛いくらい。


上で書いた「世界屈指」という言葉ですけど、その話のときだったか、

「ファンの人は分かってくれてるけど」

と言ってましたね。

ここ、ファンを素直に受け入れてくれてる感じがしてホッとしました。

仲間…とは言えないまでも、同士として信じてくれてるのかな、と。


そうだ、トミに対して「宮本さんの才能に陰りが見えるとかは?」という失礼な質問があってギョッとしました。

それに対し、表情を変えずに「一回も思ったことない」と、トミ。

ここ、最高でした。

 

まだ一度見ただけなので、また明日あらためて見直してみようと思います。 

制作者の方たちの思いがこめられた番組だと感じました。

番組というか、ドキュメンタリー映画みたいでした。
扉の向こう 」みたいな。

25周年のときの映画より、私はこちらの方が好きだな、と思いましたね。

 

見る前のミーハーな気持ちはどこへやら、今はお腹の底で宮本さんの言葉のひとつひとつ、表情のひとつひとつを静かに噛みしめています。

好きだし応援しているから、宮本さんには幸せになってもらいたいと、ほんと勝手だけどそう思っていて、でも実際の宮本さんはとても苦しんでいるように見えるもんだから、なんだか泣きたい気分です、今。

映像で切り取ってつぎはぎしたものだけを見て、事実や真実なんて分かるわけもないけど。それでも見えているものだけは紛れもなく本物だし。

最近ちょっとキラキラ輝いているエレカシばかり見過ぎたかな。


何だか延々と書いてしまいそうなので、今日はここまでにしておきます。


それでは、おやすみなさい。