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明日もがんばろう 愛する人に捧げよう/エレカシ「四月の風」を聴いて思うこと

 

明日もがんばろう
愛する人に 捧げよう
ああ 風が吹いた四月の
四月の風
(エレファントカシマシ|四月の風)

エレファントカシマシの「四月の風」のこの一節に、自分の生きる意味みたいなものを気づかされた気がしてる。

「明日もがんばろう、愛する人に捧げよう」

これは、「俺たちの明日」の ‟愛する人のための この命” と同じだ。

誰かに必要とされること。
誰かの役に立てること。
この命を捧げられる相手がいること。

それがすなわち「自分の幸せ」なのだと、私もこの年になってようやく気付いた。

今の私、悩みがたくさんあって、けっこう深刻な、たぶん一生をかけても逃れることのできない悩みもあって、たまにその現実に打ちのめされてしまう時がある。
どれだけ歯を食いしばって努力してもどうにもならず、絶望して泣くこともある。

だけど、同時進行でうれしいことや楽しいこともけっこうあって、私なんてひとりのちっぽけな人間なのに、この身体の中には何種類もの感情が混在してグルグルと渦を巻いている。

私にとってこの世で一番大切なものはなんだろう?と考えたら、それは家族以外に無い、という結論に達した。
それならば、家族がみんな健康で食べるものにも着るものにも寝る場所にも困らずこうして一緒に暮らしていられるならば、他のことはもう高望みするのはやめようと思った。

あれもこれもすべてが都合よく行くなんて、そんな贅沢を求めたらきっとバチが当たる。
私にとって一番大切な家族が安泰なら、もうそれで充分だと、今はそう思っている。

家族が私を必要としてくれる。
私には家族のためにしてあげられることがたくさんある。
命を懸けてもいいと思える存在が私には居るんだ。
それがどれだけ幸せなことか。

 

「四月の風」のあの歌詞を聴くと、家族のために明日もがんばろうと思う。

自分以外の誰かのために「明日もがんばろう」と思えるのって、一番の幸せではないだろうか。

 

 

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