つつがなく

つつがなく

エレカシが大好きな2児の母。エレカシの話題を中心に、日々のこと、趣味のこと、音楽のことなどを書いています。

鎌倉文学館



鎌倉から江ノ電に乗り、由比ガ浜駅で下車。
歩いて7〜8分で「鎌倉文学館」に着く。

ここは、旧前田侯爵家の別邸を鎌倉市が寄進を受け、
昭和60年以来、文学館として活用されており、
国の登録有形文化財となっている建物。
(サイト丸写しですw)

「格調と気品あふれる建物の中に、鎌倉ゆかりの文学者の展示を行い、
 文学資料の収集保存など様々な活動をしています」
とのこと。

その「鎌倉ゆかりの文学者」というのが、
川端康成夏目漱石芥川龍之介与謝野晶子などなど、
誰でも名前を知ってるようなそうそうたるお顔ぶれ。

何より前田侯爵というお方のこのお屋敷がもうほんっとに素晴らしくて!
いったいどれだけの金持ちだったんだろうかと。


入口からずっと坂を登って行くとこんなトンネルが。




とにかく入口を入ったからといってすぐに屋敷は現れない。
途中にチケット売り場があり、さらに歩いていくとようやく建物の玄関。











建物を背に後ろを振り向くとこんな眺め。




お天気が今ひとつでわかりづらいけど、木々の間に海がよく見える。
まったく周りの家が見えず、まるでここだけ別世界のよう。
まさにお城のようだ。

建物も年季が入っており、それがまたいい雰囲気を醸していた。
客間やダイニングとして使われていた部屋は、部屋のステンドグラスや窓枠の装飾など、
あちこちの細かい部分にこだわりが見受けられた。
外から見ると1階に見える部分がその客間やダイニングのある階で、実は2階である。
各部屋からテラスへ出るガラス張りのドアがあり、
きっとお天気のいい日は部屋からテラスに出てここから海を眺めていたのかな、と、
当時の暮らしに思いを馳せてみたり。
どんな人たちがここに住んでいたのだろう。
毎日どんなことを思いながらこの素晴らしい家で暮らしていたのかな。

展示室はこの2階と、外からは見えない1階部分。
3階建てだけど、3階には行かれないようになっている。
今は「小津安二郎」の展示をしていた。
あまり詳しくないんだけど、小津さんが使っていた色んなモノが並べてあり、
その中に長火鉢があった。
ミヤジが「スッキリ」に出演した時に、
急須にハマったきっかけを語った中に出てきた「長火鉢」という言葉を思い出す。


“あの、やっぱりあの火鉢のところに、
 昔の夏目漱石とか芥川龍之介が、お茶が乗ってるんですよ、
 必ずあの、こう長火鉢があって、、、”



夏目漱石芥川龍之介が使っていた長火鉢の上に、急須とお茶が置いてあって、
その写真を見たミヤジがそれをカッコいいなぁと思い、
急須を集めだしたり、あと火鉢も一時期、暖房器具として10個くらい所有していたこともあったわけで。

実際にその「長火鉢」というものを目にすることができてうれしかった^^
ちゃんと急須と湯飲み茶碗も置いてあったし(笑)


で、やっぱり私は建物が好きみたいで、
この鎌倉文学館はいくら見ていても飽きないというか、
もう実際にその中にいられるのがうれしくてたまらなくて、
ずいぶん長いこと滞在してしまった。
気がつくともう他に誰もおらず、最後のお客になってしまった^^;
正面の門がすでに閉まっており、別の出口から出る有様で(笑)

こんな家の子どもに生まれたかったな〜なんて。
夢のような暮らしだったろうなぁ。
本当に素敵だった。

庭園の花が素晴らしいそうで、
次はバラの時期に訪れたいと思う^^